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錦織圭が逆転勝ちで初戦突破

[シングルス1回戦]
○錦織圭 4-6,6-2,6-2 ●ドナルド・ヤング(米国)

■錦織の立ち上がりはよくなかった。ウクライナを5-0で破ったデビスカップ戦ではダブルスに出場したが、シングルスでは全米オープンの準決勝から3週間以上、実戦から遠ざかっていた。慎重にいきすぎたのか、フォアハンドで果敢に攻めるヤングの前に、受け身に回ることが多かった。

■4-4からのゲームで2度のブレークポイントを逃すと、次のサービスゲームではダブルフォールトもからんでブレークを喫し、第1セットを落とした。「自分のボールが浅く、攻められることが続いた。あれだけフォアに回り込んで攻めてくるのは予想外だった」と錦織は振り返る。

■それでも、「あれが続くとは思えない」と焦らなかった。ヤングとはジュニア年代をライバルとして過ごした。プレーも性格もよく分かっている。「深いボールを打たなくてはいけないと意識した。左右に振って勢いを出してプレーした」という錦織の揺さぶりに、相手のミスが増える。0-1から5ゲーム連取。ボールの伸びも精度も序盤とは段違いだった。

■6-2で第2セットを奪うと、最終セットも流れを手放さなかった。要所要所で「イエイ!」と野太い声を張り上げ、自分を盛り上げた。このセットも6-2。無難に初戦を突破し、「しっかり修正して勝つことができた。次はもう少しリラックスしてできれば」。12、14年に続く3度目の栄冠に向け、まずまずのスタートを切った。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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