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錦織圭は無念の途中棄権

【シングルス2回戦】
○ジョアン・ソウザ(ポルトガル) 3-4途中棄権 ●錦織圭(日清食品)

■「好事魔多し」とはこのことだろう。立ち上がりの錦織は絶好調に見えた。ソウザの強打をほとんどミスなく返球した。緩急をつけたショットでラリーの主導権に握り、何本もウイナーを奪った。第3ゲームでも最後はソウザのショットを芸術的なロブをコーナーに決めて2度目のブレークを果たし、3-0とリードした。この直後に突然の痛みがでん部を襲ったという。

■第3ゲームの後、メディカル・タイムアウトを取ってトレーナーのマッサージを受けると、錦織はプレーを続けた。満員のファンが声援する中のリタイアを決断するのは簡単ではなかった。「3-0でもあったし、プレーは1回戦と比べてよくなっていた。出だしがあれだけいいのも少ない」。第4ゲームで何とかサーブをキープして4-0としたが、思うようには動けなかった。そこから3ゲームを続けて落とし、第8ゲームで15-30となったところで錦織がプレーをやめた。

■「どのショットか分からないが、(第3ゲームの)最後のポイントが終わった直後に痛みが出始めた。徐々にきたのではないので、それだけが心配」。記者会見に臨んだ錦織が状態を説明した。「大事なジャパンオープンでリタイアという最悪の結果になってしまった。調子がよくて3-0までいっていたので、まだ悔しいという思いがそこまでない。信じられないというか、急にきた痛みなので、受けとめられていない自分がいて、来週どうなるのかという不安がある」。錦織は戸惑いを隠せない様子だった。「でん部がこんなに痛くなるのは初めて。検査をして、この先数日の回復具合を見ないと、来週どうなるかは何もいえない」。シーズン終盤に向けてけがの具合が心配だ。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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