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10月6日(本戦第4日)のみどころ

■注目の一戦はセンターコート第3試合、世界ランキング8位で第2シードのガエル・モンフィスと、同30位のジル・シモンのフランス対決だろう。過去の対戦では、現在のランキングで下位のシモンが6勝1敗と大きく勝ち越している。モンフィスが最後に勝ったのは12年で、その後、シモンが3連勝。モンフィスも対戦成績で分が悪いのは分かっていて、1回戦のあとの記者会見では「何か新しいことをしなくてはいけない」と話している。

■両者とも守備力が高く、切れ味のあるカウンターパンチの持ち主だが、なかでもシモンにはラリーを自分のペースに誘導する巧妙さがある。モンフィスは、杉田祐一との1回戦で見せたように、積極的に攻めて「ポイントを短く終わらせる」など、相手ペースに引き込まれない工夫をするだろう。そのせめぎ合いが最大の焦点と言えそうだ。

■センターコート第1試合、第6シードのニック・キリオス(豪州=15位)と予選勝者ラデク・ステパネク(チェコ=106位)は、タイプこそ違うが、ツアー屈指のショットメーカー同士の対戦だ。

■バックハンドスライスで緩急をつけ、ネットラッシュやドロップショットも多用するステパネク。どこか人を食ったような独特のショット選択で、自在にゲームを進める。一方のキリオスは強烈なサーブとフォアハンドが武器だが、剛柔を使い分ける器用さもある。ランキングには大きな開きがあるが、37歳の大ベテラン、老かいなプレーのステパネクがどこかで流れをつかめば、キリオスも主導権を奪い返すのは容易でないはずだ。

■ダブルスでは上位2シードが準々決勝に臨む。第1シードのジェイミー・マリー(英国)、ブルノ・ソアレス(ブラジル)組は、コロンビアのダブルススペシャリスト、フアンセバスティアン・カバル、ロベルト・ファラ組の挑戦を受ける。第2シードのレイベン・クラッセン(南アフリカ)、ラジーブ・ラム(米国)組はトマーシュ・ベルディハ、ラデク・ステパネクのチェコペアと対戦。いずれの試合も、熟成されたペアならではの妙技と、選手個々の洗練の技術が堪能できるはずだ。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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