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キリオスはミュラーに快勝で初の4強入り

[シングルス準々決勝]
○ニック・キリオス(豪州) 6-4,6-2 ●ジレ・ミュラー(ルクセンブルク)

■自己最高の世界ランク15位で大会に臨んだキリオスが、同36位のミュラーに快勝、初の4強入りを決めた。2セットで18本のエースを決めてサービスゲームを支配。一方でビッグサーブが売り物のミュラーのサーブを3度破り、1時間10分で33歳の挑戦を退けた。ミュラーは8本のエースを決めたが、第1サーブは確率52%と低調で、第2サーブでキリオスの攻撃を許した。

■相手の調子がベストではなかったとは言え、キリオスは終始、高い集中を保ち、主導権を手放さなかった。3度あったブレークポイントのピンチは強烈なサーブでしのいだ。リターンではポジションを大胆に変えて相手を揺さぶった。ミュラーがネットに詰めると、足もとにリターンを丁寧に沈め、ボレーのミスを誘った。

■相手の背面打ちのまた抜きショットを正面向きのまた抜きで返すなど、持ち前の奔放なプレーも随所に見せた。観客席から拍手をもらい、それを糧にさらに集中力を高めているようにも見えた。「好プレーには必ず大きな拍手を送ってくれる。日本のファンの前でプレーするのはいつも楽しみ」と話したのはリップサービスばかりではないだろう。

■準決勝では第2シードのモンフィスに挑む。「ツアーで一番のアスリート。タフな試合になる」。創造的で、ときにアクロバティックなプレーを見せる両選手。楽しみな対戦だ。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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