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10月8日(本戦第6日)のみどころ

■1回戦で第3シードのトマーシュ・ベルディハ(チェコ)が、2回戦では第1シードの錦織圭が敗れる波乱はあったが、ベスト4はシード勢が独占した。準決勝は興味深い顔合わせの2試合になった。

■第1試合の第4シード、マリン・チリッチ(クロアチア=世界ランク11位)と第5シード、ダビド・ゴフィン(ベルギー=14位)の一戦はパワーとスピードの対決だ。198センチのチリッチが高速サーブとパワフルなストロークで勝負すれば、180センチのゴフィンは軽快なフットワークを生かした展開力でポイントを積み上げる。

■意外なことに2人は昨年まで対戦がなく、今年3月にデ杯とマスターズ1000・インディアンウェルズ(米国)と続けて2度戦って、ゴフィンが連勝している。「(2度の試合では)ベストなテニスができたと思う」と話すゴフィンは、「大きな選手は速いペースを嫌う」と速い展開に持ち込みたいところ。一方のチリッチは「2度の対戦はシーズンの序盤だった」と指摘して、「インディアンウェルズでは何本もブレークポイントがあったのに生かせなかったのが敗因」と振り返る。「準々決勝ではサーブにアップ・アンド・ダウンがあったので、準決勝では最初の1ポイントから集中してプレーしたい」と雪辱を期している。

■第2シード、ガエル・モンフィス(フランス=8位)と第6シード、ニック・キリオス(オーストラリア=15位)は、ツアー屈指の運動能力を誇る2人の対決。ともに193センチから打ち下ろすビッグサーブと強烈なショットを武器にするが、能力の高さを誇示するようにときおり披露するトリッキーなショットも面白い。

■2人は14年のデ杯で1度対戦があり、このときはモンフィスが勝っている。しかし、キリオスは当時18歳、またフランスの勝利が決まった後の3セットマッチだけに、あまり参考にならない。初めての対戦と思ってみた方がいい。ともにセットを落とすことなく勝ち上がってきた(キリオスの2回戦は不戦勝)好調な同士の一戦だけに、驚くようなショットの応酬でスタンドを沸かせることは間違いない。

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
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