ニュース

Share

マナリノが第1シードのチリッチに逆転勝ち

[シングルス準決勝]
○アドリアン・マナリノ(フランス) 6-7(5),6-4,6-0  ●マリン・チリッチ(クロアチア)

■マナリノが粘りのプレーで、調子の上がらない第1シードのチリッチを破った。2時間43分の戦いを終えて、大きく喜ぶエネルギーは残っておらず、「プレッシャーをかけられたが、何とか耐えた。とても疲れた」とコート上のインタビューで話した。

■第1サーブの入る確率が59%と苦しみながらも格上のチリッチがセットを先取した。勝負の分岐点は、第2セットの第1ゲームだった。マナリノが落とせば流れが一気に傾くところ、デュースを繰り返し、3度のブレークポイントをしのいでキープした。チリッチも「相手に粘るチャンスを与えてしまった」と悔やんだ場面だ。

■「1ポイントごと、ファイトしないといけなかった」。左利きのバック側を狙われたが、しつこくクロスに返球して相手のミスを待った。200キロを超すのも珍しくないサーブを打ち返す時やネットプレーでは、巧みにラケットをさばいて相手の足元に落とすなど、嫌らしいプレーで重圧をかけていった。なかなか思うようにプレーできないチリッチは、ストレスを吐き出すように声を出すなどいら立ちを隠せず、一方のマナリノは相手の第2サーブを逃さずに攻め、最終セットは6-0と一方的な展開になった。

■7月のアンタルヤオープンで杉田祐一に負けて以来、今季2度目の決勝進出。「もちろんいい気分だ。コーチとともに練習してきた努力が報われた」。試合中と同様、表情をほとんど変えずに、さらりと言った。

■マリン・チリッチのコメント「ここ数日とは違い、ちょっとサービスの調子が良くなかった。あまりがっかりはしていない。アドリアン(マナリノ)がいいプレーをした。ここでプレーするのはうれしいし、もう少しよい結果、決勝に行きたかった。来年、また帰ってくるつもりだ」

(広報委員会)

本記事は、日本テニス協会メールマガジン「Tennis Fan」の抜粋です。「Tennis Fan」の購読ご登録はこちらから!
http://www.jta-tennis.or.jp/tennisfan/tabid/105/Default.aspx